音楽・音質=最高!! 映像=最低!!
同企画の没後10年でTV放映された小澤の『シャコンヌ』が
あまりにも素晴らしかったので、今回は大いに期待して
『シャコンヌ』から視聴したが、あまりのカメラワークの
酷さに段々腹が立ってきて、見ていて情けなくなってきた。
DVD音楽ソフトを購入・視聴するのは、
映像と音楽を同時に楽しむためである。
音楽だけならCDで事足りる。
であるならば、映像も音楽同様の
魅力的なものでなければならない。
しかるに、ここでは無用の小澤の顔のアップや
(しかも時折フレームアウトさえする)
各パートの長いアップで終始し、
全身で指揮し、謳い上げる小澤と、
それに答えるキネンオケとの
「魂のぶつかり合い」の映像が一つもない。
オケの音楽映像ソフトで、スター指揮者の指先が
捉えられていない物ほど見ていてツマラナイものはない。
これがまさにそうである。
カメラの不自然なズームやパンばかりが煩わしく
音楽の流れを邪魔している。
史上最高の売り上げを記録した小澤の『ニャーイヤー2002』の
スコア、フレージングを理解した見事なカメラワーク、スイッチングの妙、
『ヴァルトビューネ』の魅力的映像などをもっと見習うべきだ。
ちなみに、演奏はどれも最高の水準である。
没後10年でも演奏された秋山の『ディペルティメント』も
素晴らしかった。
また、ドキュメント『斎藤秀雄』のディスクは
それなりに楽しめた。
しかし、一度、視聴したら
繰り返し楽しめるものではなかったのが
残念至極である。
小澤のシャコンヌに感涙
2枚組DVDで価格の割にお得感があるが,なによりも内容がとても充実している。斎藤氏の略歴を輝しく紹介するだけに終わらない内容で,とても高度なノンフィクションに仕上がっていると思う。斎藤秀雄氏の肉声を交えた音楽教育論をじっくりと聞くことができるのは貴重だし,このDVDの企画ならではと思う。 特に小澤征爾指揮・シャコンヌでは,その恩師斎藤秀雄氏への尽きぬことのない熱い思いが凝縮された演奏になっていた。私は思わず感極まったが,みなさんはどうだろう。 斎藤秀雄氏に興味のある方ならぜひ観てもらいたい一押しの作品です。
メーカーオリジナル
斎藤秀雄 講義録 ベルリオーズ:幻想交響曲 ほか 小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ [DVD] 2002 小澤征爾 歓喜の歌 [DVD] 交響曲第1番ハ短調 [DVD] NHKクラシカル 小澤征爾 ベルリン・フィル 「悲愴」 2008年ベルリン公演 (Blu-ray Disc)
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