はじめまして数学〈2〉ベクトルをまわせ、ドミノを倒せ! (幻冬舎文庫)



はじめまして数学〈2〉ベクトルをまわせ、ドミノを倒せ! (幻冬舎文庫)
はじめまして数学〈2〉ベクトルをまわせ、ドミノを倒せ! (幻冬舎文庫)

商品カテゴリ:物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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3冊続けて読むべし!読むべし!読むべし!


 小学生を対象とした算数・数学入門。この『はじめまして数学』シリーズは、それぞれが独立した本というよりも、3巻で完結する内容。1冊目、2冊目、3冊目のサブタイトルを並べてみると、『自然数を終え、無限を掴まえろ!』『ベクトルをまわせ、ドミノを倒せ!』『二階建ての数「分数」の世界』となっていて、自然数→整数→有理数と数の概念が拡張されていくのがわかる。これはもう、3冊続けて読むべし!読むべし!読むべし!

 『はじめまして数学 1』の中心となる数が「1」だったとしたら、本書の中心は「0」。1冊目では、自然数が「1」から始まって、2、3、4…と永遠に(無限に)続いているイメージが強調されていたように思う。本書によって喚起されるイメージは、その自然数の並びが、0を対称点として鏡に映したように、-1、-2、-3…とやはり永遠に続いている様子。「0」を中心として、左右に大きな翼が広がっていくヴィジュアルイメージ。たったそれだけのために2冊、とも言える。だけど数学にとって、そういう数の世界のイメージをもつことが最も大切なことなのだろう。『指数・対数のはなし』(森毅 2006年 東京図書)も、加法的な世界と乗法的な世界との変換の話で最高に面白かった。整数のヴィジュアルイメージをもっていて初めて、加法的世界と乗法的世界の対応付けが面白く感じられるわけ。

 大高さんのイラストが良い。これはヘタウマのイラストに味があるとかそういうことではなくて、著者の書いた文章を読んで、数学に関しては素人のイラストレーターがその想像力を最大限に膨らませて描いたイラストだと思うから。イラストのタッチは全く異なるけど、『石頭コンピューター』(安野光雅 2004年 日本評論社)のイラストに匹敵すると思う。

有る程度数学のできる方にむしろおすすめです。

確かに数学の意味を分かりやすく解説しています。?×?=+、数学的帰納法… かなり数学に卓越した方でないとこういう本は著作できないでしょう。しかしこの本を読んだからといって、明日から数学の成績が上がるという物ではないです。有る程度数学をやった人が読むと、すばらしい本と感じるはずです。



幻冬舎
はじめまして数学〈3〉二階建ての数「分数」の世界 (幻冬舎文庫)
はじめまして数学〈1〉自然数を追え、無限を掴まえろ! (幻冬舎文庫)
虚数の情緒―中学生からの全方位独学法
数学ガール/フェルマーの最終定理
数学的ひらめき (光文社新書)




はじめまして数学〈2〉ベクトルをまわせ、ドミノを倒せ! (幻冬舎文庫)

統計・確率の意味がわかる―数学の風景が見える (数学の風景が見える)

数の歴史 (「知の再発見」双書)

基礎解析学

新A CLASS中学代数問題集

待ち行列の数理とその応用 (数理情報科学シリーズ)

解析入門〈1〉

統計学入門

解析入門〈2〉

数学が苦手な人のための多変量解析ガイド―調査データのまとめかた




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