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項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 26993 位
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項羽の魅力
タイトルの通り項羽の生涯が描かれています。
項羽が死ぬところで物語も終わりです。
劉邦と項羽ではありません。
個人の能力という点では、項羽は圧倒的に劉邦を
凌駕しているかもしれませんが、
組織の能力という点では、劉邦に及ばなかったの
だと思います。(韓信と張良)
項羽と韓信。
強烈な印象が残りました。
100年後に残る名作
二千年以上過去の出来事をその場に居合わせたような緻密な描写。
司馬遼太郎独特の淡々とした語り口調。
何度も何度も読み返したためとうとうページが破れてしまいました。
自分にとって100年に一度の傑作です。
名作なんだろうけれど・・・
中国の史実をヒントに創作した作品(フィクション)として本書を見るなら、本書は優れた作品だと思うし、私自身もとても楽しめました。
ただ、「項羽」「劉邦」などの歴史上の人物を登場させた上、随所で中国の史書と対照させるなど歴史書としての意味も追求してるように見える点は、正直言って気持ち悪さを感じました。
本書を読みすすめながら、本当に「項羽」はこんな人物だったんだろうか、本当に「劉邦」はこんなことをしたんだろうか、といった疑問が消えることはありませんでした。純粋なフィクションとして読めばこのような疑問は意味がないのですが、歴史に絡めた書き方になっているため、このような違和感を感じたのでしょう。
本書に込められた歴史観やさまざまな教訓は、実生活や組織運営に役に立つのだろう思いました。企業経営者や管理者から高く評価されているというのも読んでいて頷けました。しかし、あまりにも人物の設定や切り口が明晰すぎて、かえって気味悪さを感じたことも事実です。たとえていえば、事実を膨らませて一般受けするストーリーを作り上げた雑誌記事や新聞記事を読んだときの気持ち悪さに似ています。
いい作品だとは思いましたが、個人的に肌に合わない部分がある点がとても残念に思いました。
劉邦好き
おもしろかったー!何回読んでもおもしろいです。
劉邦って弱いんでしょうけど、やっぱりすごいとしか言いようがない。
どうしようもない劉邦好きが存在しているところに、とても面白さを感じました。そういう魅力のある男だったんだろうな。
項羽の方が強いのに、結局は負けてしまう。
自分の強さのみに頼って、細工がきらいっていうのは、わかるような気もするし今となっては哀れという気もする。
美しく誇り高き敗者
項羽と劉邦の壮絶な戦いにもついに終止符が打たれるときがきた。
四面楚歌の状況下、矢尽き、刀折れた項羽はついに自害する。誇り高い生き方を貫いた英雄の壮絶な最期であった。その筆致は美しく、数千年の時をこえて我々の胸を打つ。
項羽の死をもって美しいこの物語は幕を閉じる。その後の史実は語られないが、この物語を読んだあとに歴史的事実を知ったときの感想はさまざまであろう。自分は美しい物語とその後の事実との乖離にえもいわれぬギャップにいささか戸惑った。
新潮社
項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫) 項羽と劉邦 (上) (新潮文庫) 三国志〈7〉(吉川英治歴史時代文庫) 三国志 (8) (吉川英治歴史時代文庫 (40)) 三国志 (6) (吉川英治歴史時代文庫 (38))
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